自分が不妊治療をすることになるとは夢にも思っていなかった私ですが、過去を振り返ってみると、いずれ子どもを持ちたい人として決して褒められたものではない体調管理、生活でした。
将来子どもを持ちたい10代~20代の方に後悔してほしくないので、私が個人的にあの時気を付けていればよかったなと思うことをお話しします。
10代のときひどい生理不順だった
私は生理が小5から始まりました。
でもちゃんと30日前後の周期で生理がきたのは、最初の2周期くらいでした。
3か月来ないのが普通で、最長半年来ないことが何回もありました。
半年ぶりに来ると出血も多いし腹痛も尋常じゃなく、そのたび学校を休みました。
でもその当時は10代で婦人科に行くという思考が私になかったし、母にもなかったと思います。
若い時の生理不順は普通、というような風潮がありました。
大学入学の時の健康診断でも生理不順だと言ったけど、まだ若いからとだけ言われました。
10代の時って、いかにむやみに子どもを作らないかに関してはよく聞かされるけど、将来子どもを産めるような体調管理のことって何も教わらないですよね。
あの時婦人科を受診していれば何か違ったのかもと思ったりします。
生理不順についてこちらで詳しく解説されています↓
動けないほどの腹痛に襲われた

大学生の時に1回、社会人になってから1回、ひどい腹痛に襲われたことがあります。
大学の時は朝一人暮らしの家で腹痛になり、救急車を呼んだ方がいいものか1時間は悩みました。
痛くて転げまわるという表現そのままの状態でした。
1時間悩んでいるうちに、徐々におさまって夕方からはバイトにいけました。
社会人になってからは外出先で、夜ご飯を食べるためにレストランに入っていました。
でもとても我慢できそうにない腹痛がきたため、料理が来る前にトイレに行きました。
そしたらトイレから出られないくらいになってしまい、ずっと座って痛くない姿勢がないか探していました。
一緒に食事をする予定だった人から、トイレから全然戻ってこない私を心配して電話がかかってきて、救急車を呼ぶか聞かれました。
ここでもかなり迷ったのですが、大きいショッピングモールだったこともあり大騒ぎになったら嫌だという気持ちも働いてしまい、とりあえず救急車は呼びませんでした。
次第に収まってきて、何とかトイレから出られましたが、食事はできませんでした。
そしてこの2回とも、翌日に生理がきました。
あーあれって生理前の痛みだったのかーって納得してその後何もしなかったのですが、普通生理前に突然我慢できないほどの腹痛になることって絶対正常じゃないので、病院に行くべきだったなと今では思います。
仕事が忙しすぎでごはんが菓子パンや惣菜ばっかりだった

社会人になってしばらく小売店に勤めていましたが、とにかく動き回って忙しかったです。
ランチもゆっくり取れないことが多くて、片手で食べられる菓子パンをよく食べていました。
夜はもう毎日ヘトヘトで、もちろん自炊をする元気もなく、スーパーのお惣菜コーナーで揚げ物とかのがっつりしたものばっかり買って食べていました。
栄養なんかもちろん考えず、カロリーも添加物も採りすぎな生活をしていました。
このとき食べ物のことをもうちょっとだけでも気にかけておけば、今こういう体質じゃなかったかもなぁと思ったりします。
健康診断で基礎体温を測りなさいと言われたのにしなかった

30代前半になってからの健康診断で、婦人科の先生に「将来子どもを考えるなら今から基礎体温を測ったほうがいいですよ」と言われました。
一応婦人体温計は買ったけど、結局全然測りませんでした。
まず基礎対応を測るのがめんどくさすぎたこと。
そして当時は彼氏もおらず、おひとり様が楽しくてしかたなかったこともあり、自分が将来子どもを持つというのが想像できなかったこと。
この2つの理由で、体温計買った自己満足で終わりました。
なんでこの時せっかくアドバイスをもらったのに、一歩を踏み出さなかったんだろうと後悔しています。
後悔しないために10代から自分の体を大切に
もし自分のところに娘が来てくれたとしたら、10代のうちから自分の体のことをちゃんと労わるように言うだろうなと思います。
不妊治療するまで気を付けたことは全くなかったけど、この全く気にかけなかったことで、不妊治療で悩む原因の一つになっている気がします。
もちろんこれらのことを気を付けていたからと言って妊娠できていたかは別問題で、実際は酒豪も喫煙者といった健康に気を付けているとは言い難い人でも妊娠できます。
ただ不妊治療をしていると、「あの時こうしておけば…」と思ってしまうことが多いのです。
そのストレスを減らすことにもつながるので、若い時に自分の体を気にかけておくことはとても大切だと思います。