確定申告の時期になり、1年分の医療費を計算しました。
不妊治療は2022年2月から始めたので、11か月不妊治療に支払い続けたことになります。
ここでは約1年分の不妊治療にかかる医療費はどのくらいだったかお伝えします。
2022年不妊治療合計金額
医療費の計算をするにあたって、私はスプレッドシートに以下のように医療費をまとめました。

結論、約1年間の不妊治療の合計金額は¥153,174でした。
2022年の4月から体外受精が保険適用になりましたが、私は10月から体外受精にステップアップしたため、1年間基本的にはほとんど保険適用でした。
体外受精以降後の期間は3か月と短い上に、ほとんどが保険適用であったにもかかわらず、支払いは10万を超えました。
税法上では、医療費控除の対象となる医療費の合計金額は、10万円または総所得金額の5%のいずれか低い金額を最低限度額と定められており、それを超えた金額が医療費控除として扱われます。
ただし、総所得金額等が200万円未満であれば、1年間に支払った医療費が10万円未満であっても、医療費控除の適用を受けることが可能です。
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私は現在専業主婦なので10万円のラインは関係ありませんが、働きながら不妊治療をしている方でも、10万を超えれば医療費控除の申請ができるので、多くの方が確定申告の対象になるのではないかなと思います。
不妊治療費の支払いで特に高額だったもの
私の場合は受診1回のお会計が5,000円未満のことがほとんどだったのですが、1年通じて5,000円を超えていた時の処置内容は以下の通りでした。
処置内容 | 金額 | 負担割合 |
子宮ポリープ除去手術(日帰り) | 20,360 | 3割 |
卵管通水検査 | 11,000 | 10割 |
人工授精 | 6,180 | 3割 |
体外受精周期(ゴナールエフ皮下注ペン900 1.5ml) | 17,230 | 3割 |
体外受精周期(オビドレル皮下注シリンジ250㎍ 0.5ml) | 7,560 | 3割 |
採卵 | 11,500 | 3割 |
※上記処置以外に、処置に伴う診察や投薬を合わせた窓口支払い金額です。
手術が高いのは予想できますが、次に高いのが採卵時ではなく、ゴナールエフ皮下注ペンを出されたときなんですよね。
これは結果論でしかないですが、私はゴナールエフの効果がほとんど出ない体質だったのでもったいなかったなーって思ってしまいました…
4月以降体外受精が保険適用になってくれたおかげでこの程度で済んでいますが、これがほとんど自己負担だったらと思うと、治療に踏み出すことはできなかったかもしれません。
不妊治療の費用は保険適用でも高額!忘れず確定申告を
私は、2022年は高度な不妊治療をした期間はそこまで多くありませんでした。
さらにほとんどの治療を保険の範囲で行いました。
それでも医療費控除を受けられる10万円を軽く超えました。
不妊治療は保険適用になったとしても、定期的な通院と高額な治療費でどうしてもお金が出て行ってしまいます。
少しでも還付を受けられるように、しっかり確定申告しましょう。
